親との同居の何が嫌っていうの一つは、買い物しにくい。買う物によっては怒られる為、かなり制限されるストレスが溜まる。
子どもが198円で買えるネックレス入りチョコをコレクションとして買うのだが、これはガチャガチャに比べるとかなりコスパが良い。まず被 ないし菓子売り場で買えるためチョコが付いている。
だから仕方なく何回も買う。結局、ガチャガチャ回したいのを止める役割をしている。
最初は娘も張り切って、いちいち母に見せていたらしいが、、
このネックレスばあちゃんに見せない…
とついに言う変化。
基本的にオモチャなんか買う度に、私は娘にばあちゃんには見せないでよ!秘密だからねと言うが子ども故に見せる繰り返しだった。
母の時代は田舎でみんな貧乏、何もない生活でお客さんに出すご馳走に味噌汁に卵を入れたんだ、とか母ちゃんがヨモギ餅や蒸しパン作ったのを食べたなぁ、とかそんな話をしていた。
はっきり言えば、貧しさに取り憑かれている。。自分が我慢してきたから子どもにも我慢させたい母の無意識が厄介だ。。しかし働き者の母、その倹約ぶりで投資信託の資産がある。それを要領よくも私が相続したが、、まぁ母が生きているうちには自由はない。
その金は絶対使えない為に複利で増えるが、使えない故にないのと変わらない。
私が年老いた頃に頂ける金ではある…
買い物も無駄な娯楽を許さない母。
幼い娘ですら、その闇を察知したか。。
まあ見せに行ったオモチャを嫌な顔されたら見せに行かなくなるに決まっているが。。
物が増えて片付けられないから買うなとは言うが、もっと深い闇がある。自分が我慢してきたから私や孫にも同じようにボロを着て色々我慢するだけでいて欲しいのだ。
同居した頃、ボロボロになった破けそうな部屋着が着心地良くて好きなんだ、と笑顔で言う母。お前もそうだろ?と言う同意を求めた笑顔だったのだ。
だから私は意図的に新品の物があると、新品は気持ちいいなぁと連発する攻防が。。。
だからと言って新品ばかり買う事は許されない。無気力で美容室にも行くのも億劫で中古の安い服だけ着ていて、浮腫み太り出した時期の私の闇っぷりもかなり重症…安いから我慢して着る服は、惨めさを具現化した化け物に…
服も買いにくいし髪をいきなり縮毛かけて変わる姿を親に見せたくないとなった時期がキツすぎた。。
同居でのこう言う苦労は、結果的には節約、貯蓄と言う恩恵があるが、全く気が休まらないのが代価である。