車がないことを後悔した記憶は沢山あるが、今から車を持つ必要をまずは意識する。
はっきり言えばこの先生きる為に車は要らないのはある。車がなくても現状、生活には困らない。
過去に車がなくてかなり困った時期、不利だった時期は今更関係ない。ただ生活するだけなら徒歩でいいのだ。
しかし、精神はかなり滅入っている。
ただ生活するだけの繰り返しの為に、この先の人生を捧げる覚悟はあるか。
そんな覚悟はないから、車をいつまでも所有出来ない。
重度の鬱とはいかないが、時々くる厄介な鬱に精神が殺されては、惰性で生きてきた。
同じ事の繰り返しの毎日、たかが知れてる未来、見飽きた環境。
かなり切迫してくる。
とにかく環境を変えたい。安くて良いリゾート地に引っ越ししたい、と言うのが本音。
そんな事しなくても生きてはいける。
寝て食べてをただひたすら繰り返し、親に監視されて生きたら親孝行。
だから鬱になる。
鬱になってまで、同じ場所で寝て食べて、見飽きた環境を我慢して、年老いるだけに、人生を捧げる。
我慢する為に寝て食べてを繰り返す。
それが親孝行。なぜなら年老いた親はこどもと同居しておきたいのが一番の本音。
未婚子持ちの中年女が、年老いた母親にたっぷり世話になって、今更親との同居は解消出来ない。
この先結婚する予定もなければ可能性もない。
子持ちの一生独身は確定した。
子持ちであるから、自由がないのだが、こどもがいるが為に得るものは沢山ある。母子手当ては大きい。実家暮らしならザクザク金が貯まる。
まずは結婚できなくても子がいる、一生独身の過酷さを子の存在が緩和しているのは大きい。
子ガチャも女の子で当たり。絵に描いたような中年シングルマザーの出来上がり。
しかし、息苦しい。
確かに子育ては楽だが、世話になった分だけ親に監視され自由がない。
楽は出来ても結局は息苦しい。子と母親の為に人生を捧げる覚悟はない。娘なら好きで作ったような物だから良いが、母親の為に人生捧げるのだけは寒気がする。
たっぷり世話になって、自立の為に姥捨てだけはやることは出来ない。
だから車が必要。
引っ越しの準備に、まずは車で馴らす。
母に親孝行として足にもなり、自分の逃げ場も作れるのがメリット。
まずは慣らしから。
車を所有したら、変化に現実味がでる。