子どもがお人形を毎日寝かしつける習慣に、私の祖母が毎日仏前にご飯を供え続ける事がダブって見えた。
仏前にご飯だけなら良い。おかずや味噌汁まで。それを私に用意させて、祖母が拝む。
そうすると食べる時間にタイムラグが生まれる…その毎日のタイムラグにイライラ仏前にブチ切れながらガチャガチャと雑に仏前に飯を供える始末。供えた飯はどうせ捨てる。それを見込んでイライラが止まらなかった。
祖母を待っている間に私が食べ始めたらいけないような気がして、何故か待っていた。。
今思えば先に食べていれば良かったが、何故か毎回待っていた。理不尽な思いを沢山して毎日当たり前に我慢して抑圧するだけして来た私だから、こう言う時に待っていられた…
無駄な事をしているのが娘の人形の寝かしつけに重なるが、
手間をかけさせて食べ物を粗末にしていることが滅茶苦茶許せない。その分まだ娘の人形寝かしつけは部屋が片付くからメリットがあるが。。
私が家出するまで親孝行ならぬ祖母孝行だった。
娘の人形寝かしつけに仏前のトラウマを思い出し、何となく遺伝を感じさせてくれた…
私には雰囲気と鼻と瞳しか似てない娘でほとんど無責任過ぎる相手の男のコピーみたいな別物だと思っていたが。。
そう思うなら私の妹なんかは祖母100%、唯一美人と評判な母の要素は0、祖母から生まれて来たんじゃないか位の仕上がり。その妹の子どもは殆どその遺伝子を断ち切り長男はスリム、次女は妹よりのぽっちゃりだが顔は違う、私の娘もそうだが、他者を経過して来た孫の方がまだうちの母の面影が出る…
うちの娘はおばあちゃんに似てますね！とよく言われた。母は若く見られると評判のばあさんだけに、おばあちゃんと言われ地味に孫の母で通用しない事に凹んでいた…
クッキリ二重とバランス悪い位に長い足、サラサラ髪。長年私らを苦しませて来た負の遺伝子を見事に断ち切って生まれてくれて、無責任な相手の男は長身で遺伝子は優秀で助かった。
娘のキャラの濃さが，何故か祖母を思い出す。
赤ちゃんの頃のバカデカい野太い鳴き声も、ドラえもんのような太い男声の祖母を思い出した。この汚い声はいつまで遺伝するのか。。
劣悪な家庭に生まれるなら女に限る。
劣悪な遺伝子が交配でどんどん薄まるのを見たと言うか体験した。。
