確かに、外食や娯楽の金と手間で何とか疲労から解放される。
生活感が、疲労を作る。
自由のない毎日の繰り返し…
親との関係は生活感そのもの。
逃げたくなる現実から逃げれる自由は限られている…
とにかく昔から実家が、凄まじく居心地悪い。
母は働き者だが片付けられない。
ただ住めば良いだけの環境ならまだ分かるが、絶望的センスの悪さがケンカの原因に。
ゴミが主役になる生活を改善させようと色々目論んで、少しずつ部屋は片付け易くなった。それまでの道筋は簡単ではない。
物を増やさないように買い物を控えている母に対し、収納グッズをゴチャゴチャ買う私は目の敵だった…
目の敵のピークは,ドンキで買った五百円の大きい木の棚。
いつも険悪な空気の親娘だが、この時のケンカはかなりの揉め方だった。同居は無理だから金出してやるから出て行け、の繰り返し…
その翌日、いきなり頼んでもないのに母は食器棚の配置替え。
地震対策に分断した食器棚を積んでくれた為収納は増えたが、まさかの力仕事を翌日に…明らかにドンキの棚購入の腹いせ、台所に急な変化。
ドンキの棚が母を動かしたのは間違いない。
それからしばらく棚を2歳娘の玩具にして一週間は遊ばせただろうか。
母はドンキの棚を見るだけで気分悪いとい雰囲気だった。
片付ける為の棚なのに、活用するまでは不用品の扱いと言うのが皮肉だw
続く