厄介な妹は、とにかくコミュ力が祖母譲りで高い。裏声使って優しいママを演じ分け、自分の家族を大事にして実母を奴隷のようにこき使う二面生、冷淡さが厄介。
妹と私は偶然にも出産時期が被っているのだが、母を労働力として使おうとした妹のその態度の悪さに私がブチ切れ、しばらく絶縁させた過去がある。妹は一応謝ったのだが、そんな芝居に一文の価値はない。
だから妹は私を良く思ってはない為、あの時に睨まれたのだろうが、、
しかし外面のいい妹だ。自宅で私の娘と妹の娘をシャボン玉で遊ばせて盛り上げた。
そこで妹と私に代わらせたら、幼児二人はみるみる顔が曇っていく。。
ただでさえ大嫌いなシャボン玉をウンザリ飽きた自宅でやるのだ、嫌々やってる感じで落差を作る始末。妹は久しぶりに来た実家でシャボン玉を保育園の先生のようなノリでやってのけるのだ。外面の良さが発揮される。
たまにしか来ない妹が愛想振り撒くのと毎日ここで暮らすこちらじゃ労力が全く違うのに、妹の好感度が上がってしまう…
そこで事件が起こる。
あのお母さんが良かったな、と…
前にも公園で優しい夫婦と子と遊んだ時にも言ったあの禁断の一言を、ついに娘は口にしたのだ。。。
続く…